北海道にお住まいの方でホワイトニングをお考えの方はいらっしゃいませんか。
そのような方で、施術が失敗しないか心配されている方がいらっしゃるかもしれません。
ホワイトニングで起こる失敗とその原因をあらかじめ把握しておけば対策ができますよね。
今回は、ホワイトニングの失敗例と原因、注意点について解説します。

□ホワイトニングの失敗例を紹介

近年、男女や年齢問わず多くの方がホワイトニングを受け、白い歯を手にしています。
このようにホワイトニングに満足される方が多くいる一方で、失敗したと後悔する方もいらっしゃいます。
そこで、最初にホワイトニングに関する失敗例を紹介しましょう。

1つ目は、歯が痛くなるケースです。
ホワイトニングを受けた方の中には、冷たいものや熱いものを口にした時に歯が沁みる症状を訴える方がいらっしゃいます。

これは、知覚過敏と呼ばれる症状で、ホワイトニングの薬剤に含まれる過酸化水素が原因です。
過酸化水素は、歯の表面にある「ペリクル」と呼ばれる膜を剥がすため、一時的に歯が敏感な状態になります。
このペリクルは1日程度で修復されるため、それほど心配する必要はありません。

2つ目は、歯茎から出血するケースです。
ホワイトニングを受けた後、歯茎に痛みを感じたり、歯茎から出血したりするケースがあります。
これも薬剤に含まれる過酸化水素が原因です。
また、ホームホワイトニングで歯茎に痛みを感じる場合もあります。

3つ目は、歯が黄ばむケースです。
歯を白くしたいのに、逆に歯が黄ばんでしまったというケースもあります。
これは、先ほど紹介したペリクルが剥がれている状態の時に着色成分の多い飲食物を摂取することで起こります。

4つ目は、色ムラが起こるケースです。
歯の状態によっては、薬剤の浸透度合いに差が生まれ、色ムラが起こる場合があります。
このムラは、複数回の施術によって改善されることが多いですが、元々歯に斑点がある場合や、差し歯や入れ歯などの人工歯がある場合には改善できない色ムラが発生するかもしれません。

□失敗の原因とは？

上記のようなホワイトニングの失敗はどうして起こるのでしょうか。
以下に、考えられる主な原因を紹介しましょう。

1つ目は、薬剤です。
歯が痛くなったり、歯茎から出血したりする失敗の原因は、薬剤にあります。
というのも、適度な濃度の薬剤であれば問題はありませんが、高濃度の薬剤を使用すると上記のような症状を感じてしまうからです。
そのため、あなたの歯の状態などを踏まえて、適切な薬剤を選んでもらうようにしましょう。

2つ目は、施術のミスです。
特に、ホームホワイトニングでの失敗は、施術のミスが原因であることが多いです。
ホワイトニングは、正しい手順をしっかり理解した上で進めなければ、期待する効果は得られません。
例えば、薬剤を歯に塗布する前にマウスピースの水分を取り除かなければ効果が薄れてしまいます。

このような、施術に関する小さなミスが結果的にホワイトニングの失敗につながるのです。

3つ目は、続けられなかったことです。
ホワイトニングを成功させるには、ケアを続けることが大切です。
ホームホワイトニングでは医師の指示通りにケアを行い続けないと失敗してしまいます。
また、オフィスホワイトニングでは、定期的な通院を行わないと失敗してしまいます。

ホワイトニングは継続することで、少しずつ白くなっていくため、必ず完全に施術が終わるまでケアを続けるようにしてください。

4つ目は、飲食物です。
上記でも紹介しましたが、ホワイトニング中の歯はとてもデリケートな状態にあります。
この状態で、色の濃い飲食物を摂取すると、また歯が黄ばんでしまいます。

そのため、着色成分の多い飲食物は避けることをおすすめします。
例えば、チョコレートやコーヒー、紅茶などは避けた方が良いですね。

□ホワイトニングの注意点を紹介

最後に、ホワイトニングに関する注意点を紹介します。

まず、ホワイトニングが適さない場合があることです。
上記では、薬剤の濃度や施術のミスによって失敗が起こると紹介しました。
しかし、虫歯や歯周病、歯にひびがある場合など歯に関する問題がある方は、適切な施術でも失敗が起こるかもしれません。
そのため、このような問題を抱えている方は、先に歯の問題を解消してからホワイトニングを始めることをおすすめします。

次に、ホワイトニング後もケアをする必要があることです。
ホワイトニングによって白い歯を手にしたとしても、飲食物に配慮しなければ、またすぐ歯が黄ばんでしまいます。
そのため、ホワイトニング中だけでなく、その後も色の濃い飲食物はなるべく避けるようにしましょう。
それだけでなく、食事後すぐに歯磨きをすることで歯の白さを維持できます。

□まとめ

以上、ホワイトニングに関する失敗例と原因、注意点について解説しました。
今回紹介した記事を参考に、ホワイトニングで後悔しないようにしましょう。
また、注意点も参考にしてなるべく長く白い歯を維持できるようにしてください。

当院では、歯を白くしたい方のご相談を受け付けております。
気軽にご相談ください。