「ホワイトニングのあと、気をつけることあったかな」
「何でも食べていいの？」
こうお考えのかたはいらっしゃいませんか？
せっかくホワイトニングをしたからには、その効果を持続させたいですよね。
そこで今回は、ホワイトニング後に避けるべき食べ物と、食べると良いものをご紹介します。

□なぜホワイトニングの後は食べるものに気をつけるのか

ホワイトニングの後は「ペリクル」が剥がれます。
ペリクルとは、歯の表面の薄い膜のことで、歯の白さを守ってくれるものです。
再生までの12時間から24時間は、エナメル質がむき出しになってしまい、とても着色しやすい状態が続きます。
また、ホワイトニング剤には過酸化水素水が含まれ、その力によって、歯が脱灰状態になります。
脱灰とは、歯の表面のエナメル質のカルシウムが取り払われて、ミクロレベルでボコボコになり、着色汚れが付きやすい状態です。
このように、ホワイトニング後の歯はとてもデリケートです。

□避けるべき食べ物

＊色の強いもの

ホワイトニング後は、歯が着色しやすい状態です。
まず、色が強いものは避けると良いでしょう。
例えば、色の強い食べ物としてカレーが挙げられます。
スパイスのターメリックが着色を促すため、せっかくホワイトニングした歯が着色してしまうかもしれません。
また、ほうれん草も避けましょう。
渋み成分のシュウ酸が歯の表面のボコボコを促進し、着色のしやすくなってしまいます。
加えて、赤ワインやブルーベリーなどのタンニンが含まれているものも避けるべきです。
他にも見た目の色がつよい食べ物の場合、避けるのが無難でしょう。

＊酸性のもの

酸性のものは、脱灰状態を促進します。
そのため、炭酸飲料や酸っぱい果物は避けましょう。
加えて、調味料にも酸性のものが多く、ドレッシング、マヨネーズ、酢は特に意識した方が良いかもしれません。
酸性のものはついつい食べている場合が多いため、意識して気を付ける必要があります。

□食べた方が良いもの

ホワイトニング後は白っぽいものや、色が薄い食べ物を食べるようにしましょう。
具体的には白米、パン、白身魚、白菜、ヨーグルト、鶏肉などが挙げられます。
意外にも、フライドポテトや塩味のポテトチップスも食べられます。
飲み物はできる限り水を飲むようにしましょう。

□まとめ

今回は、ホワイトニング後、避ける食べ物と摂るべき食べ物をご紹介しました。
色が強いもの、酸性の食べ物は避けましょう。
逆に、色が薄いものは心置きなく食べてくださいね。
北海道在住の方も、そうでない方も、ホワイトニング後はしっかり意識して、白い歯を手に入れましょう。