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ホワイトニングは後戻りしてしまう?北海道の歯科医が解説します

ホワイトニングの後戻りについて気になるという方はいらっしゃいませんか。
白い歯に憧れてホワイトニングを行う方は多いです。
しかし、ホワイトニングによる白い歯は永久に続くわけではありません。
ホワイトニングをお考えの方は後戻りについて把握しておく必要があるでしょう。
北海道の歯科医が詳しく解説いたします。

□ホワイトニングにおける再着色と後戻りについて

ホワイトニングで歯が白くなる仕組みは大きく分けて2つのプロセスに分けられます。
それは、歯の表面の着色汚れを白く漂白させるというプロセスと、歯の表面のエナメル質の構造を変化させて白く見せるというプロセスです。
この2つのプロセスを経て、歯は白くなることを押さえておきましょう。
この効果は永遠に続くわけではなく、時間がたつと黄色い歯に戻っていってしまいます。
黄色い歯に戻っていってしまうプロセスもこの2つのプロセスと対応しています。

歯の表面の着色汚れを漂白させるという効果がなくなり黄色い歯に戻ってしまうことを再着色といいます。
再着色ではどのような流れで歯が黄色に戻ってしまうのでしょうか。
ホワイトニングでは歯の表面に過酸化水素という薬剤を塗布して着色汚れを漂白します。
そのため、根本的に着色汚れがつきにくい歯になるというわけではなく、現状の歯を白くするといった方法がとられます。
つまり、今までと同じ食生活や生活習慣を維持していると、今までと同じように歯が黄色くなってしまうということです。

また、特にホワイトニング直後の24時間は注意しなくてはいけません。
というのも、ホワイトニング直後の歯は傷がついていて、汚れが吸収されやすくなっています。
そのため、ホワイトニング直後にコーヒーなど色素の濃い物を摂取してしまうと、すぐに再着色してしまうのです。

一方、歯の表面の構造が元に戻ってしまうことを後戻りと言います。
後戻りとはどのような仕組みなのでしょうか。
歯の表面はエナメル質の膜で覆われているのですが、ホワイトニングではその膜をすりガラス状に性質変化させ、歯を白く見せています。
エナメル質がすりガラス状になっているうちは歯は白く見えるのですが、時間が経つにつれ歯の再生が進み、ホワイトニング前の状態に戻ってしまうのです。
そのため、時間が経つと歯の白さは失われていってしまうのです。

□再着色を軽減する方法

ホワイトニングで白くした歯はできるだけ長続きさせたいという方が多いでしょう。
ホワイトニングの効果を持続させるには再着色や後戻りの効果を押さえることが効果的です。
再着色や後戻りの効果を押さえるにはどのような方法が最適なのでしょうか。
2つの方法を紹介いたします。

まずは、食生活の見直しです。
歯が黄ばんでしまう理由の一つに、着色性の高い食生活を送っていることが挙げられるでしょう。
歯の白さの天敵である着色性の高い食生活を避ければ、再着色は起こりにくくなります。
着色性の高い食べ物や飲み物の具体的な例には、カレーやワイン、コーヒーなどが挙げられます。
着色性の高さを知る一つの目安として、舌の色が変わるかどうかとった基準があります。
舌の色が変わってしまうような食べ物や飲み物はできるだけ摂取しないようにしましょう。

とはいえ、どうしても着色性の高い物を摂取したくなることもあるかと思います。
そのような場合は、歯に色素が沈着してしまう前にケアをしましょう。
着色汚れが落ちやすい歯磨き粉を使うようにしたり、歯医者での定期的なクリーニングを行ったりして、色素が沈着してしまわないように気を使いましょう。

□ポリリンホワイトニングを行えば後戻りは起きない

ホワイトニングをした後では、後戻りや再着色といったような、歯が黄色に戻ってしまう効果があると紹介いたしました。
再着色はホワイトニングのケアで対策ができますが、後戻りは歯の再生作用なため止めることは難しいでしょう。
しかし、ホワイトニングの一種であるポリリンホワイトニングでは、そもそも後戻りは起きにくいです。
どのような理由で後戻りが起きないのかを確認しておきましょう。

従来のホワイトニングでは過酸化水素という薬剤を歯に塗布して漂白を行い、歯を白くしていました。
一方ポリリンホワイトニングでは、過酸化水素に加えてポリリン酸Naという成分を用いてホワイトニングを行います。
このポリリン酸Naが後戻りが起にくい秘密なのです。

ポリリンホワイトニングでは、過酸化水素で歯の表面をすりガラス状にしたままにせず、ポリリン酸Naによって再石灰化を促し、歯の表面をツルツルな仕上がりにします。
そのため、そもそも歯は再生機能を行使しなくて良くなり、歯の性質が戻ることはなくなるでしょう。
ポリリン酸が再石灰化を促し、歯の表面にコーティングを行うため、再着色を防ぐという効果もあります。

□まとめ

従来のホワイトニングでは、歯の色が戻ってしまうというデメリットがあると解説いたしました。
しかし、ポリリンホワイトニングを行えば、歯の色が黄色に戻ってしまう心配もなくホワイトニングができます。
ホワイトニングで後戻りしたくないとお考えの方はぜひポリリンホワイトニングを検討してみてください。

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