「ホワイトニングを行う回数は決まっているのか」
「ホワイトニング成功のためのコツを知りたい」
北海道にお住まいの方で、このようにお思いの方も多いでしょう。

そんな方に向けて今回は、2種類のホワイトニングと必要な施術の回数、ホワイトニングの色が戻ってしまう理由と効果を持続させるコツをご紹介します。

□2種類のホワイトニングとそれぞれに必要な施術の回数とは

ホワイトニングには、大きく2種類あります。

1つ目は、オフィスホワイトニングです。

これは、クリニックで行う施術で、行うことが出来るのは歯科医師また歯科衛生士のみです。
この方法で歯を白くする場合、通常3～5回程度の施術が必要です。
週に1度の通院が一般的で、約3週間から5週間で施術が完了することが多いです。
一回あたりの所要時間も30分から1時間半程度と気軽に通院できる範囲内で施術が行われます。

2つ目は、ホームホワイトニングです。

これは、クリニックで作成したマウスピースに専用のジェルを塗布し、自分で装着することで歯を白くする方法です。
自宅や通勤中に行えることが魅力です。

この方法ではを白くするためには、1日1時間から2時間程度の装着を2週間から1ヶ月ほど行う必要があります。
その後、白い歯を維持するため、マウスピースを装着することが理想です。
加えて、定期的にオフィスホワイトニングを行うと良いでしょう。

このようにホワイトニングには、2つの種類があります。
自身の都合や状態に合わせて、最適な方法で施術を行いましょう。

□ホワイトニングの色が戻ってしまう理由とホワイトニング後に効果を持続させるコツについて

「ホワイトニングを行うと、歯の白さは一生キープされるのか」
このような疑問を抱えられている方も多いでしょう。
実は、ホワイトニングによって歯の白さが一生キープされるわけではありません。
歯の白さをキープするためには、適宜メンテナンスを行う必要があります。

ここでは、色が戻ってしまう理由と効果を持続させるコツについてくわしくご紹介します。

＊後戻りが起こる理由

ホワイトニングは、エナメル質の構造を変化させて歯を白く見せているのが仕組みです。
歯の構造を治療によって変化させた場合、元の状態に戻ろうとします。
そのため、ホワイトニングで歯の構造を変化させて歯を白くすると、少しずつ元の状態に戻ろうとすることが後戻りの原因です。

このように、ホワイトニングを実施して歯の構造を変化させただけでは、歯の白さは維持できません。
歯の白さを維持するためにも、定期的なメンテナンスが必要なのです。

＊ホワイトニングの効果の持続期間

効果の持続期間を施術の種類別にくわしくご紹介します。

1つ目は、オフィスホワイトニングの場合です。

この方法の持続期間は、6ヶ月です。
ただし、施術後3ヶ月で後戻りが起こる方もいらっしゃいます。
この後戻りに関しては、適切なメンテナンスのために通院を重ねることで対処できます。
定期的にホワイトニングすることで後戻りが予防され、白い歯の状態がキープできます。

2つ目は、ホームホワイトニングです。

この方法の持続期間は、1年程度と考えられています。
人によって、2年間ほど白さを維持できるケースもあります。
持続期間という観点から見ると、オフィスホワイトニングよりもホームホワイトニングが優れていると感じられる方も多いでしょう。

しかし、必ずしもそうは言えません。
なぜなら、ホームホワイトニングの効果を実感するまでには、オフィスホワイトニングよりも長い期間を要するからです。
それぞれの特徴を把握した上で、自分に合ったホワイトニングの方法を選ぶことが大切です。

持続効果は、どのタイプのホワイトニングを実施するかによって大きく異なります。
短期間でホワイトニングを完了させたいか、長い期間白い歯を維持したいかによって、適切なタイプを選択しましょう。

＊持続期間を長くするコツ

ホワイトニングの効果を長期間持続させるために大切なことは2つあります。

1つ目は、色の濃い飲食物を避けることです。

コーヒーやワインといった色の濃い飲食物を定期的に摂取することは、歯の表面を変色させることにつながります。
そのため、白い歯がすぐに黄ばんでしまったり、変色が目立ったりします。

2つ目は、タバコを吸わないことです。

喫煙もヤニによって歯の変色を引き起こします。
加えて、喫煙は歯の健康自体に害をもたらします。
例えば、歯周病になるリスクを高めてしまう上、発症時も重症化しやすくなります。

この2点を意識することで、歯の白さを維持する期間が延長されます。
ただし、大幅に持続期間が延びるわけではないため、やはり定期的なメンテナンスは欠かせないでしょう。

□まとめ

今回は、2種類のホワイトニングと必要な施術の回数、ホワイトニングの色が戻ってしまう理由と効果を持続させるコツをご紹介しました。
本記事を参考に、自身に合ったホワイトニング方法を探してみてください。
歯のホワイトニングに関してお悩みの方は、お気軽にご相談ください。