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2019.2.27
「ホワイトニングが気になるけど、虫歯も気になっているから今はできないのかな…」
そんな風に思っている方はいませんか?
実は虫歯の方でもホワイトニングはできます。
それだけではなく虫歯が気になっている方の虫歯予防にはホワイトニングも効果的です。
今回はホワイトニングと虫歯の関係について解説します。
歯のホワイトニングではまず歯の表面であるエナメル質と外層の汚れを取り除き、その後予防を行います。
汚れの除去の過程では、研磨などの物理的方法と、ホワイトニング成分を使う科学的方法があります。
これらは歯の外層の汚れに効果的です。
外層より内部になるエナメル質の汚れには表面の漂白が必要です。
科学的に脱色するもので、薬剤や濃度が豊富なためそれらによって様々な方法があります。
虫歯がすでに治療が必要なレベルに侵攻している場合には、歯医者で治療してもらいますよね。
ホワイトニングの過程自体は虫歯に悪影響はありません。
セルフなどでホワイトニング効果のあるアイテムを使うことは問題ありません。
ただ、薬剤によってはしみることもあるので、しみた場合には一度虫歯が治るまで中止してください。
ただ、注意が必要なのは虫歯治療の補綴物(ほてんぶつ)です。
ホワイトニング成分は人工物には効果がないため、ホワイトニング後の歯の色と違ってきてしまう恐れがあります。歯医者さんと相談してみましょう。
基本的にはホワイトニングの施術は虫歯治療の後になるということを覚えておいてください。
また、ホワイトニングの施術を正面から見える前歯に行う方も多く、虫歯が奥歯の場合は気にせず行うことができます。
場所や進度で異なってくるため一度歯医者のアドバイスを受けることをおすすめします。
ホワイトニングは歯を削る過程を経ることも多いので歯が虫歯にやりやすくなるイメージを持つ方ももしかするといらっしゃるかもしれません。
しかし、全くそんなことはありません。
ホワイトニングをすることではの再石灰化を促すことになりエナメル質が強化され、虫歯予防に効果的です。
普段の食事などで少しずつ溶けてしまうエナメル質ですが、唾液の効果で再石灰化が起こりエナメル質が正常な状態にキープされています。
ホワイトニング成分に使われる過酸化水素は唾液の再石灰化の効果を強め、歯の石灰化を促進することがわかっておりより強固なエナメル質を作ってくれます。
今回は虫歯の歯とホワイトニングについてご紹介しました。
ぜひ今回の記事を読んでくださった方は、見た目のためだけではなく虫歯予防のためにもホワイトニングに挑戦してみてください。
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