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2020.1.15
「コーヒーを飲むと歯が黄ばんでしまうのはなぜだろう?」
「白い歯を保つためのポイントを知りたい!」
このようにお考えの方はいらっしゃいませんか?
コーヒーを日常的に飲んでいる方の中には、歯の黄ばみが気になっている方も多いのではないでしょうか。
歯はその人の印象を左右するので、美しく保ちたいものですよね。
そこで今回は、コーヒーと歯の黄ばみの関係について解説します。
コーヒーを飲むことで歯が着色するのは、単にコーヒーが色の濃い飲み物だからというだけではありません。
コーヒーにはポリフェノールという物質が多く含まれています。
また、歯の表面はたんぱく質でできたペクリルという薄い膜によって覆われています。
実は、コーヒーに含まれるポリフェノールがペクリルと結合することで、色素が定着して歯を着色させてしまうのです。
歯の一番外側にはエナメル質という非常に硬い層があります。
エナメル質は頑丈な物質ですが、生きた細胞を持たず、すり減ったりダメージを受けて失われたりすると二度と元には戻りません。
さらに、エナメル質には酸に弱く溶けやすいという性質があります。
酸で歯の表面が荒れ、色素が吸着して着色しやすくなってしまうのです。
歯の黄ばみが気になっていても、コーヒーを控えるというのは気が進みませんよね。
そこで、コーヒーとうまく付き合うためのポイントをご紹介します。
口腔内が乾いていると着色の進行が早まります。
コップ1杯の水を飲んで湿らせてからコーヒーを飲むことで、着色しにくくなります。
すぐに口をゆすぐことで、コーヒーの色素が歯に吸着する前に洗い流せます。
マウスウォッシュを使用すればさらに効果も高くなるのでおすすめです。
マウスウォッシュがない場合でも水でゆすぐだけで洗い流せるので、習慣づけてはいかがでしょうか。
歯にコーヒーが直接触れないようにすることが大切です。
アイスコーヒーを飲む際はコップから直に飲むのではなく、ストローを使って飲むように心がけましょう。
醤油や味噌、ソース、緑黄色野菜などは、食材や調味料そのものの色が濃いため、唾液に色がつきやすく、歯に着色してしまいます。
調味料を使う際は、味噌やソースよりも塩やハーブスパイスにするなどの工夫をするとよいでしょう。
ポリフェノールを多く含む赤ワインは健康によいとされていますが、着色汚れがとてもつきやすいです。
また、チョコレートやココアには、カカオマスポリフェノールという成分が含まれています。
コーヒーとチョコレートはよく合いますが、歯の着色のしやすさから考えるとおすすめできません。
タンニンはポリフェノールの一種で、いわゆる「渋」といわれる成分です。
食器に茶渋がつくように、タンニンは歯を着色する恐れがあります。
イソフラボンもポリフェノールの一種です。
豆腐や豆乳などは色が白く着色しにくいように見えますが、ポリフェノールは元の食品の色にかかわらず歯の黄ばみに結びつきます。
ペクリルがはがれた状態の歯に刺激となるような、酸性の強い食品は避けましょう。
特に酢や柑橘系の原料を使ったドレッシングや、ビタミンCを含んだ栄養ドリンク、炭酸飲料などには注意しましょう。
タバコは飲食物ではありませんが、タバコのヤニはコーヒーや紅茶を上回る着色要因です。
タバコとコーヒーをセットで楽しむ方は、着色のリスクが高いといえます。
自宅で着色の予防・除去を行うには、歯磨きの仕方が大切です。
汚れがなかなか落ちないからといって、力を入れてこすってしまうと歯の表面に傷ができて逆に汚れが付着しやすくなってしまう場合があります。
歯磨きを行う際は、1本ずつを丁寧に適度な力加減で磨くようにしましょう。
当院を含む歯科医院ではブラッシングの指導を受けられますので、一度ご自身の磨き方を見直してみるのもよいでしょう。
今回は、ホワイトニングをお考えの方に向けて、コーヒーと歯の黄ばみの関係について解説しました。
コーヒー以外にも歯の着色の原因となる食べ物はたくさんあります。
この記事を参考にして、美しい歯を保つために日頃から予防を心がけましょう。
当院は北海道苫小牧市で初の「ホワイトニング専門歯科」です。
歯科衛生士による痛みの少ない安心のホワイトニングを行っているので、施術後のご飲食も色の強いものなどを気にせず楽しんでいただけます。
施術前のクリーニングや施術後に歯を守るコーティングなどもオプションメニューとしてご用意しております。
1本ずつの歯を大事に守り育ててきた当院のホワイトニングを、ぜひ体験してみてください。
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