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2020.3.7
「ホワイトニングを行った際、食事でどのようなことに気をつけたら良いのかな。」
「何時間後に好きなものを食べられるのか気になる。」
ホワイトニング後は、歯に着色しやすい状態なので、食事に気をつける必要があります。
そこで今回は、北海道の歯科医がホワイトニング後に気をつけるべきことについて解説します。
ホワイトニング後は、食事などをはじめとして口に入れるものに関して注意する必要があります。
これはせっかく治療して白くなった歯に着色してしまう恐れがあるからです。
これを聞いて、長時間好きなものが食べられなくなるのは嫌だなと考える方もいらっしゃるかもしれません。
しかし、ホワイトニング後に注意すべき時間は、24時間なので安心してください。
治療をした後、ペリクルと呼ばれる唾液成分から作られる歯を覆っている膜が、一時的になくなってしまいます。
普段、このペリクルが歯を覆っているおかげで、着色しにくい状態が保たれています。
このペリクルがなくなって、復活にかかる時間が12時間から24時間だと言われているので、その時間は着色しやすい食事を避ける必要があるのです。
上記で、治療後24時間は食事の際に気をつける必要があることを解説しました。
具体的にどの食べ物が良くて、どの食べ物が着色しやすいのかわからない方も多くいらっしゃると思います。
そこで、具体的な例をいくつか紹介します。
着色しやすい食べ物を口に入れてしまったら、せっかく治療を受けたのに台無しになってしまう可能性があるので避けたいですよね。
基本的には、色の濃いものは避けた方が良いと考えておきましょう。
例えば、赤ワインやカレー、ぶどうやコーヒーなどが代表的です。
赤ワインには、タンニンが含まれています。
このタンニンは、歯の表面のカルシウムと付着しやすいので、すぐに着色してしまいます。
また、カレーにはターメリックが含まれており、これも着色の原因になってしまうでしょう。
歯列矯正などをする際にも、着色を避けるために控えるように言われる場合もあります。
そしてぶどうには、アントシアニンが含まれているので、同様に着色してしまいます。
また、コーヒーに多く含まれているクロロゲンは、加熱すると黄褐色に変化し、歯に着色しやすくなります。
他にクロロゲンが含まれている食べ物として、サツマイモやジャガイモ、りんごがあるので注意しましょう。
仮に、着色しやすいものを口に入れてしまった場合は、すぐに対応することで着色を最小限に抑えられます。
そこで対応策としておすすめなのが、歯磨きです。
歯の表面に歯ブラシを垂直に当てて、汚れを落とすように行います。
また、普段からクリーニングを行うと着色を防げるのでおすすめでしょう。
逆に歯の着色を回避できる食べ物には、色が薄いものが多いです。
牛乳や白いご飯、うどんなどは着色しにくい食べ物なので、治療後に食べると良いでしょう。
基本的には、歯の着色は食べ物や飲み物によって生じますが、食事以外のものでも着色することがあります。
タバコは、ホワイトニングをした後でなくても歯に着色しやすいです。
喫煙者の方の歯は、黒ずんでいることが多いことからもわかるでしょう。
治療後は、普段よりもさらに黒く着色しやすいです。
電子タバコのように水蒸気性のものであれば着色しないですが、タールが含まれているものは着色してしまうので注意する必要があります。
普段、うがいをする際にイソジンなどのうがい薬を使用している方もいらっしゃるでしょう。
しかし、ホワイトニング後の使用は注意する必要があります。
これは、うがい薬に着色しやすい物質が含まれている可能性があるからです。
治療して24時間以内は、水でうがいすることをおすすめします。
普段生活している上で、なるべく歯に着色しないような方法を知りたいとお考えの方もいらっしゃると思います。
そこで今回は着色しにくくするための方法を2つご紹介します。
1つ目は、着色しやすいものを口に入れた後に毎回口をゆすぐことです。
普段からよくコーヒーやお茶を飲む方は、飲まない方に比べて着色が早いです。
毎回口をゆすぐことで、着色しにくくなるでしょう。
2つ目は、歯の表面を傷つけないことです。
歯磨きの際に強く磨いてしまうと、着色しやすくなってしまいます。
そのため歯磨きをする時は力加減に気をつけましょう!
ホワイトニング後、24時間は着色しにくいものを口に入れるよう心がけましょう。
また、食事以外でもタバコや濃いうがい液は着色しやすいので注意する必要があります。
ホワイトニングをご検討中の方は、本内容を参考に治療後の食事には是非気をつけてください!
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