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ホワイトニング後にビールは飲んでも大丈夫?苫小牧にお住まいの方に向けて!

「ホワイトニング後にビールは飲んでも大丈夫なのだろうか?」
このようにお悩みの方は多いのではないでしょうか。
ホワイトニングを行った後の食事にはいくつか気を付けるべきことがあります。
そこで、今回はホワイトニング後にビールは摂取可能なのか、食べるのを避けるべき食品について紹介します。

□ホワイトニング後の食事には気を付ける必要がある

ホワイトニングでは、歯の表面を覆っているペクリルという皮膜を汚れと一緒に取り除きます。
歯の表面が1枚はがれ、エナメル質がむき出しの状態となっているため、歯が着色しやすいでしょう。

ペクリルは時間の経過とともに新たに作られますが、再生されるまでの間は色素がつきやすいことに注意する必要があります。
たとえば、口紅も再着色を起こす可能性があるため、女性の場合は口紅や色のついたリップグロスなどの使用は控えた方が良いでしょう。
また、ぶどうやイチゴなどの着色しやすい果物や、うがい薬、色つきの歯磨き粉にも気を付けましょう。

さらに、ホワイトニング後は歯が敏感になっています。
ホワイトニングによってエナメル質がむき出しになると、一時的にカルシウムが奪われている状態になり、知覚過敏を起こしやすいです。
歯は脱灰しても再石灰化されて時間が経てば再び元に戻ります。
しかし、酸性の強い食品をとると元に戻りにくくなり、歯がしみたりする場合があるので注意してください。

□ビールの摂取は避けた方が良い

ホワイトニング後、ビールを飲むことは避けた方が良いかも知れません。
なぜなら、ビールには酸が含まれているため、歯のエナメル質を腐食させ、歯の表面に粗い凸凹を作り、歯に飲食物の色がついてしまう可能性が高いからです。
歯のエナメル質はph5.5を下回ると溶け出すとされており、ph4.3程度のビールを口に含むと歯が腐食します。

どうしてもビールを飲まなければいけない場合には、ビールを飲んだ後にシュガーレスガムを噛むと良いでしょう。
ガムは唾液の分泌を促し、口の中のph値が中性に近づくことでエナメル質が溶けにくくなります。

また、ビールを飲んだ後、少し口をゆすいでおくとさらに良いでしょう。
最後に水を一杯飲んで帰るだけでも、歯への浸食を防ぐのに効果的です。

ビール以外にも避けた方が無難な食品はいくつかあります。
まずは、納豆、大豆製品などイソフラボンを含むものです。
イソフラボンはポリフェノールの一種であり、納豆や大豆製品に含まれるイソフラボンには歯の表面のカルシウムとくっつきやすい性質があるため、歯に色が付く原因となるでしょう。

イソフラボンを含む主な食品には納豆、豆腐、豆乳などの大豆製品があります。
豆腐などは色が白く着色しにくいようにみえますが、油断してはいけません。

次に、赤ワインなどのタンニンを含むものです。
タンニンもポリフェノールの一種で、いわゆる「渋」といわれる成分であり、歯の表面のカルシウムとくっつきやすい性質があることにより、着色の原因になります。
タンニンを含む主な食品には紅茶や緑茶、ウーロン茶、柿、バナナ、りんご、ほうじ茶などがあります。

最後に、酸性食品です。
ベクリルがはがれた状態の歯に刺激となるような酸性の強い食品は避けた方が良いでしょう。
酸性食品には、トマトやレモン、わさび、からし、マスタード、ケチャップ、 カレーなどがあり、ビールもこちらに含まれます。
また、酢や柑橘系の原料を使ったドレッシングや、ビタミンCを含んだ栄養ドリンク、炭酸飲料なども避けるようにしましょう。

□ホワイトニング後でも食べて良い食品

ホワイトニング後は白い食べ物や色の薄い食べ物がおすすめとされています。
なぜなら、これらの食品は着色の可能性が低いためです。
たとえば、水やお米、パン、チーズ、ヨーグルト、ナッツ類などは問題ありません。
また、味噌汁は、白味噌を使ったものやお吸い物にすると良いでしょう。

□避けた方が良い食品を食べたくなった場合の対処法

飲み物であれば、ストローを使い、歯面に触れないように飲むのが良いでしょう。
そして、色の濃い飲み物を飲んだ後は5分以内に歯磨きをするのが理想ですが、ストローを使ったり、歯磨きしたりすることはなかなか難しいですよね。
そのため、飲食を我慢できない場合は、口をすすぐのがおすすめです。
水を口の中に含み、洗い流すことで、着色の原因となる汚れを十分に落とせます。

また、事前にできる対策法としては、牛乳を事前に飲んでコーティングするという方法があります。
実は、牛乳などの乳製品には歯の表面をコーティングして色をつきにくくする作用があります。
そのため、どうしてもカレーなど色の濃い食品を避けられないときは事前に飲んでおくと良いでしょう。
ちなみに、ホワイトニング後に色の濃いものを食べてしまっても、ホワイトニング前より色が濃くついてしまうということはありません。

□まとめ

ホワイトニング後にはビールを飲むことは避けた方が無難です。
飲みたい場合は、摂取後に水で口をゆすいだり、ブラッシングを行ったり、シュガーレスガムを噛んだりすると良いでしょう。
また、苫小牧にお住まいで他にも何か疑問点をお持ちの方がいらっしゃいましたら、一度当院までご連絡ください。

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