北海道にお住みの方でホワイトイングの効果が実感できなくて不満があるという方はいらっしゃるでしょうか。
どうしてホワイトニングの効果が実感できないのでしょう。
効果が実感できない理由について解説します。

□ホワイトニングの効果が出にくい歯

ホワイトニングは、気になる歯の色を白くできる夢のような施術です。
しかし、全員が劇的な効果を期待できるというわけではありません。
効果が出ない歯には、いくつかの種類があります。
それぞれ確認しておきましょう。

まずは、詰め物の多い歯です。
ホワイトニングは、歯を白くする施術です。
そのため、詰め物は白くできません。
歯の詰め物は小さく見えても、歯の両端に詰め物がある場合、歯の30％くらいが詰め物の場合があります。

こうなると、せっかくホワイトニングをしてもぱっと見では白く見えない場合があります。
詰め物を白くしたり、詰め直しをしたりすることで対処が可能なため、検討してみましょう。

抗生物質で着色している歯はホワイトニングでは白くなりません。
テトラサイクリンという抗生物質は、昔の風邪薬のシロップなどに用いられていました。
しかし、このテトラサイクリンは副作用として歯に色が沈着してしまうことがあったのです。
この場合、効きにくい場合があります。
特に、濃い茶色やグレーの歯はホワイトニングでは白くなりません。
抗生物質での色素の沈着の仕方はさまざまです。
先端のみ、根元のみの沈着、縞模様の沈着などさまざまです。

□ホワイトニングの効果が得られない原因

そのほかにも、ホワイトニングで効果が得られない原因はあります。
どのようなものでしょうか。

エナメル質が薄くなっている場合は、ホワイトニングが効きにくい原因になります。
エナメル質とはどのようなものなのでしょうか。
エナメル質とは、歯の表面を覆う部分です。
このエナメル質は、人体の中で一番硬い部分です。

エナメル質にはどのような特徴があるのでしょうか。
歯の表面を覆っているため、白色だとお考えの方もいらっしゃるかもしれません。
しかし、エナメル質自体は白色ではなく、透明です。
そのため、表面に見えている白い部分はエナメル質の下にある象牙質なのです。

エナメル質は人体の中で一番硬い部分ではありますが、日々ダメージを受けることで薄くなってしまうことがあります。
日々どのようなことでダメージを受けているのでしょうか。
例えば、強すぎるブラッシングや硬い食べ物を食べると、エナメル質には細かい傷ができてしまいます。
一回の傷は大したことありません。
しかし、毎日蓄積していくと、徐々に薄くなってしまいます。

また、歯垢からでる酸で、エナメル質内部のミネラル成分が溶けだしてしまいます。
このようにして、エナメル質は薄くなっていってしまうのです。

ではどうしてエナメル質が薄いといけないのでしょうか。
エナメル質が薄くなった場合の黄ばみは、象牙質の色を反映して黄色くなっています。
ホワイトニングの施術では、象牙質の黄ばみに対処できないことがあります。
しかし、象牙質を白くする方法もあります。

加齢による着色も効果がなかなか出ません。
加齢による黄ばみにも、象牙質が影響している場合があります。
もちろん、高齢であっても効果が出るという場合もあります。

また、歯に金属の被せ物をしているという方は多いです。
しかしこの金属から滲み出た黒ずみはホワイトニングでは対処ができません。

□回数によって効果が得られる場合

ホワイトニングには、ホームホワイトニングと、オフィスホワイトニングという方法があります。
それぞれ効果が現れるまでの回数が異なります。

ホームホワイトニングは、自宅で行う方法です。
ホームホワイトニングでは、2～3日に1回、おおよそ2時間程度、自分で行います。
このように所要時間が長いため、一回や二回で白さを実感できません。

オフィスホワイトニングは、クリニックでホワイトニングをおこなう方法です。
基本的に施術後にすぐ白さを実感できます。
しかし、こちらも個人差があり、一般的に1〜4回程度の通院が必要です。
ホームホワイトニングと違い、白さが長続きしません。

また、オフィスホワイトニングにもさまざまな種類があります。
ミュゼホワイトニングのポリリンホワイトニングであれば、施術中に歯のコーティングまで行うため、歯の白さが長続きします。
費用が安価なため、もし一度で白くならなかったとしても安心して二度目のホワイトニングが行えます。

□まとめ

ホワイトニングの効果が出にくい場合にはさまざまな原因がありました。
白い歯に憧れて、施術を受けたのに、白くならないのは残念です。
しかし、これらの原因は施術前のカウンセリングでお伝えできます。
当院のホワイトニングでは必ず施術前後にカウンセリングを行なっております。
まずはご相談ください。