「ホームホワイトニングとオフィスホワイトニングの違いってなんだろう」
このようにお考えの方はいらっしゃいませんか。
今回は北海道の方に向けて、その違いについて詳しく解説します。
また施術ができない人や歯も紹介するので、ホワイトニングをする際の選ぶ基準にしてください。

□ホームホワイトニングとオフィスホワイトニングの違い

ホワイトニングには大きく分けてホームホワイトニングとオフィスホワイトニング、そしてデュアルホワイトニングというものがあります。
3つの種類があることを知らなかった方も、多くいらっしゃるのではないでしょうか。
まず初めにホームホワイトニングとオフィスホワイトニングそれぞれの特徴やメリット、デメリットについて詳しく解説します。

一般的にホワイトニングは過酸化水素が配合された薬剤、また専用の機器を使用して歯を白くするための方法です。
日本において過酸化水素というのは薬事法により、毒物及び劇薬として指定されています。
そのため高濃度の薬剤は免許を持った歯科医師や歯科衛生士しか取り扱えないでしょう。

そのため自宅でできるようなホワイトニングは、その手軽さや値段と比較して白くする効果も低いという傾向があるでしょう。
値段や手軽さだけで選ぶと、期待していた効果を得られないため、事前知識としてその違いを把握しておく必要があります。

1つ目のホームホワイトニングの効果は、一般的に1週間で1トーンほど上がります。
反応が出やすい人の場合は2トーンから4トーンほど上がることもあるでしょう。
持続する期間としては、短くて6ヶ月、長くて1年ほどです。
オフィスホワイトニングより持続期間が長いため定期的に行うことで、歯の白さを長く維持することが可能です。

そして通院回数は、一般的に2回ほどでしょう。
クリニックによって異なりますが、1回目はカウンセリングや歯の状態の確認のための検査、またマウスピースのための歯型とりを行い、2回目に完成したマウスピースや薬剤を渡すために通院といった流れになります。

1回目の歯の状態の確認で、歯周病や虫歯が見つかった際はホワイトニングの前に治療する必要があるため、その分通院回数は増えます。
また、クリニックによってホームホワイトニングの経過観察を行ったり、アフターフォローをしたりするため、それに応じても通院回数は変わってくると言えるでしょう。
相場は他の2つと比較しても安価でしょう。
クリニックによってマウスピースの作成費や薬剤の値段が異なるため2万円〜5万円ほどです。

2つ目のオフィスホワイトニングは実際に歯医者さんで行うものです。
効果は、個人差がとても大きいでしょう。
1回の施術で4〜5トーンほど上がる人もいれば、1回で1トーンしか上がらない人もいます。

その持続期間は一般的に短くて3ヶ月、長ければ6ヶ月ほどです。
ホームホワイトニングより比較的短いでしょう。

通院回数は1回で希望通りの白さになることもありますが、数回通うことが必要な場合もあります。
1〜4回ほどが一般的な通院回数で、1回の施術はおよそ1時間〜1時間半かかるでしょう。
また、その後も定期的に通院することによりホワイトニングの白さが保たれます。

相場の値段はホームホワイトニングよりも高い傾向にあります。
使う薬剤や機器によって持続期間が異なるため、2万円〜10万円と幅があるでしょう。

□デュアルホワイトニングとは

ホームホワイトニングとオフィスホワイトニングの他に、デュアルホワイトニングというものがあります。
デュアルホワイトニングは、上記の2つを合わせて行うものです。

2つの効果を得られるため最も効果を感じやすく、最短で歯が白くなるのを実感できるでしょう。
また、持続期間も最も長く、1年ほどかそれ以上持つと言われています。
その上、値段も伴って高くなります。
相場としては7万円〜10万円でしょう。

□ホワイトニングできない人、歯とは

上記でも述べたようにホワイトニングを行うためには、歯の状態の確認がありますよね。それに加えて、ホワイトニングできない人と歯があります。

まずホワイトニングができない方は、高校生未満の子供、妊娠中または授乳中の方、無カタラーゼ症の方、そして光線過敏症の方です。
加えて、ホワイトニングができない歯としては、大きな虫歯や歯周病やある場合、エナメル質、象牙質の成長が不十分な歯、詰め物、被せ物、差し歯など人口の歯、重度の知覚過敏歯、重度のテトラサイクリン変色歯などが挙げられるでしょう。
これらに当てはまるかご自身では不確かな場合は、1度クリニックで診察を受けることをおすすめします。

□まとめ

ホームホワイトニングとオフィスホワイトニングの違いはお分かりいただけたでしょうか。
ご自身の生活スタイルや経済状況にあったものを選ぶことをおすすめします。
ホワイトニングできない人や歯についても紹介したので、ぜひ参考にしてみてください。