「ホワイトニングを始めたら、しっかり効果が確認できるのかな？」
「ホワイトニングを始めたいけど効果が出ないという噂を聞いて不安だ。」
このような不安をお持ちではないですか？
今回は、北海道にお住いの方に向けてホワイトニングの効果が出ない原因にフォーカスを当てて紹介します。

□効果が出ない原因は自分の歯にある？効果が出ない歯の特徴

ホワイトニングの効果が出にくいことは、実際に起こり得ます。
実は歯の状況によっては効果が出にくい、または出ないこともあるかもしれません。
ここからは、ホワイトニングの効果が出ない歯の特徴を紹介するので参考にしてみてくさい。

まず、1つ目は詰め物が多い歯です。

ホワイトニングは歯の内部から白くしていくため、人工物の多い部分はホワイトニングでは白くなりません。
もし、詰め物が多くてもホワイトニングをしたい場合は、詰め物以外のところをまず白くしてから、その色に合わせて詰め物を詰めなおす方法もあります。
ぜひ、そちらの方法を検討してみてください。

2つ目は神経を取り除いた歯です。

神経がない歯は、基本的にホワイトニングの効果は望めません。
しかし、方法次第では神経を取り除いた歯も白くできる可能性があります。
具体的な方法として、ホワイトニング剤を内側から入れることで神経がない歯でも白くできるでしょう。
こちらの方法はインターナルブリーチといって、1回の効果がかなり大きいので、該当する方はぜひ検討してみてください。

3つ目は抗生物質によって着色してしまった歯です。

こちらは色の濃さによって効果に差が出てきます。
濃い着色の場合はホワイトニングで白くすることはかなり難しく、逆に薄目の着色の場合はかなり白くできるでしょう。
また、歯の根っこに関しては、根っこの3分の1は白くなりにくく、先端の3分の1は白くなりやすいので参考にしてみてください。

最後に、歯の質的に白くなりにくいかつ、低濃度のホワイトニングジェルを利用されている場合に、白くなりにくい可能性が高いでしょう。
こちらの詳しいことは、歯科医院のスタッフに相談することをおすすめします。

□効果が出ない5つの原因を紹介します

効果が出ない歯の特徴はお分かりいただけたと思います。
ここからは実際にホワイトニングを始めても効果が出なかった場合の原因について説明します。

1つ目は子供のころの治療が原因という場合です。
テトラサイクリンという抗生物質を子供のころに使用して、歯が変色してしまっている場合があります。
この変色はホワイトニングでは白くならない可能性があります。
そのため、ホワイトジェルの濃度を上げるなど通院先のスタッフに相談することをおすすめします。

2つ目の原因は、歯が入れ歯や差し歯であることです。
ホワイトニングは天然の歯にのみ効果が出ます。
もし、詰め物が目立つ箇所にある場合は、上述した方法で天然の歯と分けて対処しましょう。

3つ目の原因としては、エナメル質が薄いことが挙げられるでしょう。
酸性の飲料水を頻繁に飲む方は特に注意が必要でしょう。
酸性の飲み物によって歯の表面が融けて、本来はカバーされている下の層が黄ばんで見えることがあります。
この場合、ホワイトニングはエナメル層よりも上にある層を白くする作用があるため、ホワイトニングの効果は出ないでしょう。

4つ目は加齢による着色が原因の場合です。
加齢によって、歯の下の層の部分が変色している場合があります。
こちらはエナメル層の融解と同じ理屈で効果が表れないでしょう。
ホワイトニング以外の方法を歯医者と相談しましょう。

5つ目は金属による黒ずみが原因の場合です。
金属を使った詰め物やかぶせ物の場合、金属が表面に浮き出て歯茎が変色してしまうことがあります。
この場合はホワイトニングで白くするのではなく、ガムピーリングという歯茎に対しての治療法で治療することをおすすめします。

□ホワイトニングに向かない人とは？

ホワイトニングの効果でない条件をお分かりいただけたと思います。
何か原因があるわけでなくても、元々ホワイトニングの効果が出にくい方もいらっしゃいます。
アジア系の人は当てはまる傾向が強いため、参考にしてみてください。

ホワイトニングに向かない方の特徴として、歯の色がグレー系またはオレンジ系であることが挙げられます。
元の歯がグレー系の場合、ホワイトニングしても変に変色してしまう恐れがあるので注意しましょう。

また、中にはホワイトニングではなくて歯のクリーニングで済む方もいます。
ホワイトニングの前に一度歯のクリーニングをしてみるのも良いかもしれません。
定また、期的なクリーニングが効果的なので、クリーニングで白くできた方は定期的にクリーニングに通いましょう。

□まとめ

ホワイトニング効果が出ない歯やその原因はお分かりいただけましたか。
ぜひ、この記事を参考に自分の歯の状況を確認してみてください。
歯を白くしたいという願いをかなえる方法は1つではありません。
自分に合った方法で理想の白さを手に入れましょう。